研究データの公開
ライセンス
研究データ公開の際に、「引用元・クレジットを明示する」「データを改変しない」等の利用条件を明示したライセンスを付与することで、
第三者にライセンス条件の範囲内での利用を意思表示することができます。
ライセンス付与のメリット
- ライセンス条件の範囲内で、研究成果を自由に流通させることができる
- 第三者が利用条件を理解した上で、公開されている研究データを再利用できる
- 無断転載や不適切な加工等、トラブルの防止が期待できる
ライセンスの例
ライセンスの一例として、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)があります。
CCライセンスは、研究データが著作物である場合に、著作権者が希望する利用条件に合わせて付与することができます。
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものを指し、一例として、情報の選択又は体系的な構成によって創作性を有するデータベースは著作物に該当します。
なお、研究データが単なる事実の場合は、著作物とはみなされず、CCライセンスを付与しても有効ではないと考えられます。
研究データが著作物ではない、または著作物か判断が難しい場合のライセンスについては、以下をご参考にしてください。
- 研究データの公開・利用条件指定ガイドライン (p19-30)
ライセンスの付与手続き
愛媛大学機関リポジトリ
ご希望に応じて、ライセンスを付与することができます。
(ライセンスの例)
ご希望の方は登録申請時にお申し出ください。
その他のデータリポジトリ
データリポジトリによって、使用できるライセンスが異なります。
データリポジトリを選択する場合は、付与できるライセンスもご確認の上、各リポジトリでの手続きに従って付与してください。
注意点
一度ライセンスを付与すると、取り消しはできません。
研究助成機関や個別契約によるライセンスの指定等もご確認の上、適切なライセンスを付与してください。